Virtual-ON時事放談　対戦派とCPU戦派に対する意見

対戦派とCPU戦派に関する意見

このゲームが稼動して2ヶ月少々経ち順調に稼動しているようなのですが、実際のところでは様々な問題が紛糾しているような気がします。その顕著な例が「対戦派とCPU派との確執」でしょう。本日は決して相容れることはないこの２つの意見について私の意見を交えて話したいと思います。

事の発端は・・・

バーチャロンフォースの筐体はゲーム機としては高価な部類で400万以上もする代物で2001年度現在では大型筐体（DX筐体）のみ供給しています。よって都市部ではプレイ単価が高くなり、地方ではバーチャロン＝マニアゲームと言う図式があるようなので、インカムが取り難いという事で導入を控えているようです・・・この事が対戦派とCPU派の確執を作ってしまう原因の一つだと思います。

地方では・・・地域で僅かに数箇所しか稼動いないので、そこへこのゲームをプレイしたい人達が一極集中するので、一方で対戦をやりたい組と一方でCPU戦を楽しみたい組が数少ないゲーム台を巡って争う訳です。

都市部では・・・稼働数はあるのですが、プレイ料金が200円と高価な為に結果安いプレイ料金を求めてあるゲームセンターに一極集中する訳です。当然対戦やりたい組とCPU戦を楽しみたい組がそんなゲーセンに一極集中する訳です。

双方の意見を考える

対戦派の話
対戦派はバーチャロン中級者以上に多い兆候でOMGからのファンもそうですが、オラタン以降の対戦者もこの部類ではないでしょうか？彼らは対戦にこそ真の面白さや交流と言うものを感じているようです。彼らがCPU戦派に言う台詞で最も多いのがコレ・・・

「対戦が嫌なら他に行け」

・・・と言う台詞。

これは地方では他にプレイする場所がなく都市部ではプレイ料金が低い場所は他にないので、結果的には根本的な解決ではない。むしろこういう発言をするからバーチャロンから人が離れていき、ますますマニア化して行く兆候ではないだろうか？地方ではインカム取れないからますます導入を控えるし、都市部では人が離れて行くことになりかねないです。

CPU戦派の話
CPU戦派はバーチャロン初心者～中級者に多い兆候。取り敢えずゲームをゆっくり楽しみたいと言うのがモットーなので、対戦は視野に入っていないので乱入されるのを基本的に嫌がる。いずれこの中から対戦に見を投じていく者がいるとは思うが、それはまだ先の話。
彼らが対戦派に言う台詞で最も多いのがコレ・・・

「初心者狩りするなよ」「狩りするなよ」

・・・と言う台詞。

本来対戦ゲームは強制乱入が普通なので、例え乱入されても「仕方が無い」と言う事で諦めも付くが、バーチャロンの場合は任意で乱入対戦が出来るのがデフォルトなので「初心者狩り」にあったと言う気持ちが一層深まる。しかしこの考えはある意味おかしい・・・それはこのゲーム自体が「対戦ゲーム」である以上、乱入されることは前提だという事を忘れないで欲しい。

ちなみにバーチャロン界の世論は対戦派の方に分があるようです。これは元々稼動数が多い都市部の意見が反映されることが多いからのようです・・・都市部はどちらかと言えば対戦派多いですから。

共存の道はあるのか？

結論から言えば、双方の意見は対極なので相容れることは無いと思う。つまり平行線のままで終わると考えています。もし歩み寄るとすれば、それは対戦派側から譲歩するしかないと思う。何故ならCPU戦派とは対戦派予備軍である事を忘れては困るのです。

つまりCPU戦をやっていれば自然と対戦をやってみたい願望が出てくるハズなのです。それを対戦派は大切にしなければならないと思います。つまり対戦派の人達がこういった人達を取り込む事で自然と対戦人口を増やして行けば結果的に自分達も潤う・・・と考える必要があると思います。対戦人口が少なければ、またもやマニアゲームになってしまうバーチャロン・・・その鍵を握っているのは、なんだかんだ言っても対戦派の度量次第ではないでしょうか？

もっとも・・・根本的な解決はヒットメーカーが廉価版の筐体（VSCity筐体）を供給するとかプレイ料金を引き下げるしか方法はありません。これをする事で地方ではかつてのOMG～オラタンver5.2時代のように普及率が高くなり、都市ではプレイ料金の引き下げにより対戦派とCPU戦はの住み分けが出来ると思います。プレイ料金に関しては一両日中に解決するとは思いますが、普及型筐体の導入は本当にどうにかならないのもなんでしょうか・・・？