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タイ・プーケット観光の目玉・・・の一つ
パンガー湾 観光ツアーレポート
〜 Sightseeing in Phang Nga Bay of Thailand Phuket 〜  パンガー湾のパノラマスナップ 2008年6月・・・とある理由からタイのリゾート地「プーケット」に行って来ました。自身としては十数年振りとなる海外旅行なのですが、何せプーケットに関する予備知識を殆ど得ていない状態での旅行だったので、どうやって現地で過ごせば良いのか全然わかりませんでした。そんな中で色々と調べている内に目に止まったのがパンガー湾の景色・・・この景色を是非見てみたいと思い・・・現地ツアーに参加してみました。
【予備知識】パンガー湾とは・・・ タイ・プーケット島（プーケット県）から車で約二時間のところにあるアンダマン海に属する湾で、全体がほぼ国立公園に属する観光地です。湾内には主に石灰岩で構成された大小合わせて約160の島々があり、波の浸食により中国の桂林見たいな様相を見せています。その中で特に有名なのが海上洞窟、ムスリム達が住む水上の街・パンジー島、そして映画 ｢007・黄金銃を持つ男｣の舞台になった通称ジェームズボンド島です。パンガー湾の観光ツアーでは、これら有名スポットを訪れるようになっています。 その１：パンガー港→パンジー島→シーカヤック観光    プーケット（バトンビーチ）から送迎車に乗って約2時間・・・途中ツアーに組み込まれている寝釈迦像があるモンキーケイブこそスワンクハ寺院に立ち寄り、今回の目的地であるパンガー港に到着。港と言っても実際は船着場で、ここからパンガー湾観光へ向かう様々な人達とすれ違う。乗る船はタイではポピュラーなロングテイルボート・・・自動車のエンジンを搭載し、そこから伸びる尺の長いスクリューが特徴。出発すると最初は湾と言うよりも川と言う感覚の景色が続き、しばらくすると海の桂林と呼ぶような景色が広がる。日本ではまず見られない景色にはただ唖然とするだけ・・・。更に進むとムスリム達が住む水上の街・パンジー島が見えてくるが、ここは帰りに寄る場所なので、取り敢えずスルー・・・。そして更に進むと最初の観光ポイントであるシーカヤック観光を行う為の母船が見えてくる。 その２：シーカヤックによる湾内観光    パンガー湾の一部は波や流れもない穏やかな海なので、シーカヤックを使っての湾内観光が容易に出来る。この湾内観光では流れのない海をゆっくり進みながら、海上洞窟（時には寝そべらないと行けない洞窟もある）やマングローブの林を遊覧する。パンガー湾の自然が作り出した造形を近場で見て感嘆して欲しいところ。ちなみにシーカヤックは地元の人達によって操舵されるので、素人でも安心して観光が楽しめる。また操舵する人も結構お茶目で、時折船体を揺らして脅かす事もあるので要注意（笑） あとシーカヤックによる観光が終わったらチップ（大体50バーツ（日本円で150円））を渡す事も忘れずに。 その３：パンガー湾観光のシンボル・ジェームズボンド島へ・・・  シーカヤックによる湾内観光を終えると、パンガー湾観光のシンボル「ジェームズボンド島（正式名称はカオ・ピンガー島とかピンガン島）」の観光に向かう。この島は ｢007・黄金銃を持つ男」の舞台になった島で大勢の観光客がこの場所にやってくる。ちなみに多くのサイトでは上記の写真をジェームスボンド島と紹介しているようだが、この島が見える海岸にある看板を見れば「TAPOO ISLAND（タプー島）」が正式名称である事がわかる。なおタプーとはタイ語で釘を意味する言葉なので、島の形を見ると納得の名称じゃないかと思う。ちなみにカオはタイ語で島の意味なので、本当はカオ・ピンガーとタイ語風に言うのがいいのかも？ その４：ジェームズボンド島→パンジー島  ジェームズボンド島を後にすると一気に北上・・・パンガー湾観光の締めとして先にスルーしたパンジー島を目指す。パンジー島は遠浅のパンガー湾に高床式の住居が密集したムスリム（イスラム教を信仰対象とした人達）達の水上の街。人が住む街で特に観光化されている訳じゃないで、特筆して見るべきところは少ないが、ムスリム達の生活の様子が見られるという点では価値があるかもしれない。 今回の半日ツアーで撮ったオマケスナップです。 以上、パンガー湾観光ツアーのレポ＆スナップ集です。 感想としては・・・ジェームズボンド島に代表される湾内の奇岩や、湾内にある島々の景色、そしてシーカヤックを駆っての湾内観光・・・その全てが新鮮で、日本では絶対見る事の出来ない景色にただ圧巻してしまった・・・その一言に尽きると思います（つ〜か・・・月並みだけど、それ以外の言葉が浮かばない） ちなみに今回の現地ツアーは、バトンビーチにある「プーケット旅行センター」経由で参加申し込みをしました。日本人スタッフが常駐しているので、不安な異国の地でも安心してツアーに申し込めます。参加費用は今回参加したパンガー湾半日観光ツアーで一人1100バーツ（日本円で約3300円） 無論一人からでも参加 OK ・・・但し現地のツアーガイドは日本語は話せません・・・タイ語か英語になりますが、取り敢えずガイドさんの近くにいれば全然問題ありませんでした。それにガイドさんは割りと気を使ってくれるので、道中不安な要素は言語以外殆どありませんでした（ちなみに日本語が話せるガイド付きだと参加費用が高くなる傾向っぽいですね）
ハッキリ言って・・・半日観光としてはボリュームあり過ぎ・・・ そんな訳で、これで1100バーツは安いなぁ〜と思いました。 2008/06/29 けけえす |